Oculus Quest(オキュラスクエスト)から配信中のゲームアプリ「Drop Dead」をプレイしてみましたので、評価・レビューをしていきます。
どのようなゲームなのか、面白いのか気になっている方は、参考にしてみてください。
Drop Deadってどんなアプリ?特徴は?
一人称視点で近接武器や遠距離武器を使ってゾンビを倒していく、日本語対応のFPSシューティングゲームです。
3つのモードが用意されている
Drop Deadは、シングルプレイ、マルチプレイに対応していて、3つのモードで遊ぶことができます。
ストーリーモード
ストーリー(タイムライン)は1~3に分かれていて、登場人物は、字幕ではなく、日本語でしゃべってくれますので、よりストーリーを楽しみながらプレイすることができます。
ストーリーの流れとしましては、ストーリー1を進行していき、合計15個のステージをクリアすると、ストーリー2、3と順番に開放されていきます。
VR酔いさせない親切設定が◎
ステージ内の移動は自動で行われ、各地点ごとに発生するミッションをクリアすると、別の場所に移動するというイメージです。
この移動が曲者で、立ってプレイしていると、ゲーム内で移動が行われている最中に、よろついて倒れそうになったり、30分ほどプレイした後は、VR酔いをしてしまいました。
このようにVR酔いしやすい方向けに、移動シーンをカットしてくれる「コンフォートモード」が用意されていて、「コンフォートモード」に変えてからは、VR酔いをすることはなくなりました。
大群モード
大群で押し寄せてくるゾンビを倒していくモードで、4つのステージが用意されています。
ウェーブ1をクリアしたら5秒くらいして、ウェーブ2という風に、ひたすら出現してくるゾンビを倒していくモードです。
最初は弱いゾンビしか出現しませんが、ウェーブが更新されるごとに、徐々に強いゾンビが出現してきます。
マルチプレイ
知らない人と一緒に大群モードをプレイしたり、部屋を作ってフレンドと一緒にプレイすることもできます。
クイックマッチを押すとプレイヤーを検索して、一緒にプレイできる人を見つけてくれます。
今回はプレイヤーが2人見つかりましたので、そのうちの1人と一緒にプレイしました。
クイックマッチが始まると、Oculus Questにはマイクが内蔵されていますので、会話をすることができます。
今回外人さんで、僕が英語を話せないというと、片言の日本語で気さくに話してくれました。
そして僕が片手にしか武器を持っていないときには、ウェポンと言ってに、武器を投げて渡してくれたり、とても気さくな方で、楽しかったです。
操作性がシンプルでわかりやすい!
コントローラーが手の役割をしていて、まずグリップボタンで武器を持ちます。
その後に、敵にコントローラーを向けて、トリガーボタンを押すと弾が発射します。
また両手に武器を持てますので、例えば銃と銃、銃とバットというように、2つの武器を同時に使って攻撃することもできます。
視界外の敵を知らせてくれる!
視界は頭を振ることで360度見渡すことができ、敵は前方180度の視界からのみ出現します。
例えば、正面の敵を攻撃している最中は、左右の視野はわかりません。
ですが、左側から敵が近づいてきた時には、画面上に赤い印が表示されて、敵の出現を知らせてくれます。
武器の種類が多く飽きさせない!
最初に持っているのはピストルのみですが、ステージを進行していくと、ショットガンやマシンガン、バットや斧などを拾って、攻撃することもできます。
特にマシンガンはゾンビを一網打尽にできて、爽快感も抜群です!
リロード機能で緊張感がアップ!
銃の種類によって異なりますが、一定数の弾を撃つと弾切れになり、コントローラーを下に向けて戻すと、リロードされて5秒ほどで弾が充填されます。
実はこのリロード機能が、緊張感を増すような仕組みになっています。
それが高速リロードという機能で、リロード中のあるタイミングでトリガーボタンを押すと、すぐに弾が充填されて、攻撃を再開させることができます。
なので、高速リロードが連続して成功すれば、ゾンビをバタバタ倒していけるので、これがなかなかの爽快感です!
その反面、高速リロードに失敗すると、ペナルティーとしてリロードされる時間が伸びてしまうことから、その間にゾンビが近づいてきて、攻撃を受けてしまいます。
特にVRの場合、目の前にいるゾンビが近づいてくるのをより実感できることから、緊張感というか恐怖感がよりリアルに伝わってきます。
ゾンビゲーム特有のグロさはない!
最近のゾンビゲームは、リアルタッチなゾンビが出現することから、ちょっとグロそうなイメージを持たれている方も多いかもしれません。
ですが、Drop Deadに出現するゾンビは、洋風タッチで万人受けしそうな感じに描かれていますので、個人的にはそれほどグロさや嫌悪感はありませんでした。
とはいっても、ゾンビが迫ってくるという恐怖感は、しっかりと体感することができます。
Drop Deadの攻略ポイント
ヘッドショットを狙う!
Drop Deadに出現するゾンビは頭が弱点なので、ヘッドショットすれば一部のゾンビ以外は、一撃で倒すことができます。
ただし銃をゾンビに向けても、狙っている箇所に印などは表示されないため、ある程度は慣れが必要です。
ヘッドショットは、弾の節約につながり、ゾンビを近寄らせないことは、ステージを攻略する上で重要になってきますので、意識して狙っていってください。
高速リロードを狙う!
ステージが進んでいくごとに、襲ってくるゾンビの数が増えていき、普通のリロードだけでは、追いつかなくなってきます。
高速リロードは後半のステージをクリアしていく上で必要なスキルですので、序盤から意識してチャレンジしていってください。
遠距離攻撃をする敵を優先的に倒す!
遠距離からスライムやロケット弾を撃ってくるゾンビが出現することがあり、後回しにしていると何度も撃ってきますので、優先的に倒していきましょう。
もしスライムやロケット弾を撃ってこられたら、銃で狙い撃って破壊するか、バットなどの近距離武器で撃ち返しましょう。
またDrop Deadでは、前に進んだり、後ろに下がったりといった移動はできませんが、体を横に動かすことで、回避することができますので、活用してみてください。
Drop Deadのちょっと残念だった点
個人的には、残念だった点はまったく見つかりませんでした。
まとめ
それほどグロさがないにも関わらず、ゾンビが迫ってくる恐怖感や爽快感はしっかりと味わえる、バランスの良さ。
さらにプレイヤーを飽きさせない3つのゲーム機能、VR酔いを防ぐためのモードなど、プレイヤーへの配慮がしっかりとされていて、完成度としてはかなり高いです。
これで販売価格1,490円って、個人的にはめちゃくちゃお得だと思いました。
アプリ名 | Drop Dead |
ジャンル | ゾンビアクションシューティング |
対応言語 | 日本語対応 |
プレイヤー | シングル&マルチプレイヤー |
公式HP | https://www.oculus.com/experiences/quest/1935017546592600 |
販売価格 | 1,490円 |
レビュー日 | 2019円6月29日 |