「幻のいる島」に収録されている「プテラex」の特徴や基本的な立ち回りと、世界の大会などで上位プレイヤーが使われていたプテラexを採用していたデッキをご紹介します。
プテラexの3つの特徴
特性「げんしのさだめ」による“バトル場ポケモンの進化妨害”
プテラexが場にいる限り、相手はバトル場のポケモンを手札から進化させることができません。
これにより、相手がバトル場で即時に進化してワザを加速させる動きを大きく抑制できます。
ただしベンチにいるポケモンの進化は阻止できないため、ベンチでじっくり育成するタイプのデッキや、たねポケモン主体のデッキにはやや刺さりにくい点もあります。
2エネ80ダメージの高コスパアタッカー
プテラexはエネルギー2個で80ダメージを出せるため、序盤〜中盤にかけて効率よく相手のたね・1進化ポケモンを倒せます。
HPも140と高めで、打点と耐久のバランスが良く、対面次第ではメインアタッカーとして活躍可能です。
環境の高火力ポケモンex(リザードンexなど)を2発で倒すプランも十分狙えます。
“ひみつのコハク”を用いることで、ベンチに呼び出しやすい
「ひみつのコハク」はグッズ枠に入るため、初手で「マンキー」や「マーシャドー」を高確率でスタートできるのが強みです。
バトル場に出したいタイミングまで、ベンチでプテラexを育成しやすく、エネ管理(2エネ)もしやすい点が魅力です。
先行であれば2ターン目、後攻ならマンキー→オコリザルの速攻と合わせ、テンポよくアタッカーを展開できます。
バトルでの基本的な立ち回り
プテラexと相性の良いカード
マーシャドー、オコリザル、サワムラー、ゴローニャ、ミュウex
序盤:マンキースタート or 壁役で時間を稼ぎつつ、ベンチにプテラexを準備
初手のたねポケモンは「マンキー」か「マーシャドー」が高確率で来る構築が多いため、バトル場に出して時間を稼ぎます。
同時にベンチに「ひみつのコハク」を置き、プテラexを育成しエネルギーを貼っておきましょう。
2エネ80打点が狙えるようになると、一気に相手に圧力をかけられます。
中盤:相手の進化を阻止しつつ、オコリザル or マーシャドーで高打点を狙う
プテラexの特性でバトル場ポケモンの進化を封じながら、同時投入されやすい「オコリザル」「マーシャドー」を軸に攻撃します。
オコリザルは自傷ダメージを負っていると2エネ100ダメージ、マーシャドーも味方が倒された直後なら2エネ100ダメージが出せるため、高打点を連続で叩きこみやすい構成です。
相手がベンチで進化を進めそうなら、「ナツメ」でバトル場に引っ張り、進化を封じたまま倒す動きが強力です。
終盤:プテラexもアタッカーとして参戦し、フィニッシュを狙う
序盤〜中盤でオコリザルやマーシャドーが倒されても、プテラexは2エネ80ダメージを連発可能です。
先にダメージを蓄積させておき、HPが高いポケモンexでも2回の攻撃で仕留められる状況を作りましょう。
高火力ポケモン(ミュウツーex、リザードンexなど)には「ミュウex」で対抗するプランも視野に入れながら、相手の展開を抑えつつ勝ち切ります。
上記のように、プテラexを軸に進化妨害と軽量高打点を組み合わせることで、序盤からの速攻や中盤以降の2エネ安定火力といった多様な戦い方が可能になります。
プテラex(幻のいる島)採用のデッキ
1つ目
208人が参加された大会(Christmas eve The Dark League)にて、トップ2のプレイヤーが使われていたプテラex採用デッキです。
マーシャドー(2)
サワムラー(2)
カモネギ(2)
ひみつのコハク(2)
モンスターボール(2)
スピーダー(2)
博士の研究(2)
ナツメ(2)
サカキ(2)
2つ目
161人が参加された大会(PumaTour – TCGP ARG #2)にて、トップ4のプレイヤーが使われていたプテラex採用デッキです。
オコリザル(2)
プテラex(2)
サワムラー(1)
ミュウex(1)
プテラ(1)
ひみつのコハク(2)
モンスターボール(2)
スピーダー(2)
ナツメ(2)
博士の研究(2)
サカキ(1)
3つ目
425人が参加された大会(Christmas day the dark league tournament)にて、トップ3のプレイヤーが使われていたプテラex採用デッキです。
オコリザル(2)
プテラex(2)
マーシャドー(1)
サワムラー(1)
モンスターボール(2)
ひみつのコハク(2)
スピーダー(2)
博士の研究(2)
ナツメ(2)
サカキ(2)
以上プテラex(幻のいる島)の特徴や基本的な立ち回り、プテラex採用の海外大会上位入賞者のデッキをご紹介しました。