ポケポケの拡張パック「幻のいる島」に収録されているグッズカード「ポケモンの笛」の3つの特徴と、効果的な使い方をご紹介します。
ポケモンの笛の3つの特徴
相手ベンチを“強制的”に増やせる
効果は「相手のトラッシュ(捨て札)からたねポケモンを1枚選び、相手のベンチに出す」というもの。
ベンチ数に応じて火力が上がるカード(ピジョットEXやオーベムなど)と組み合わせると、相手がベンチを絞ってきても強制的に数を増やせるため、一気に高ダメージを狙いやすくなります。
低HPのたねポケモンを呼び出して“簡単に”倒せる可能性
相手のトラッシュにHPの低いたねポケモン(ex以外のたねポケモン)があるなら、「ポケモンの笛」でベンチに呼び出し、ナツメやウツボットの効果でバトル場に引きずり出して一撃で気絶を狙えます。
特に、ラスト1ポイントが欲しい場面や、弱いポケモンを確実に仕留めたい場面で役立ちます。
“ロマン砲”やベンチ狙撃とのコンボも可能
ベンチを埋めさせておいて、ベンチを狙い撃ちできるポケモン(ウルガモスなど)でまとめて倒す“ベンチ狙撃”戦術とも好相性。
「決まれば一気に形勢逆転」できるため、趣味デッキやコンボ重視の構築で採用されることが多いカードです。
ポケモンの笛の効果的な使い方
ピジョットEXやオーベムなど“ベンチ数依存”の火力上昇カードで活かす
「相手のベンチが多いほどダメージが増える」ポケモンと併用するのが最も分かりやすい使い方。
相手がベンチを埋めたがらない場合でも、「ポケモンの笛」で無理やりベンチを増やさせることで、一気に高火力を叩き出すことができます。
ナツメやウツボットと組み合わせて“確実に”気絶を奪う
HPの低いたねポケモンを呼び出してから、ナツメ(相手ベンチをバトル場へ)やウツボット(狙ったたねポケモンをバトル場へ引き出す)を使うと、安全にポイントを取れます。
特にベンチが0枚の相手に対して「ポケモンの笛」で1匹だけ置かせる→ナツメでバトル場に呼ぶ、という流れが決まると一方的に得点を狙える強力なコンボになります。
ベンチ狙撃デッキの“仕留め役”として利用
ウルガモスや水手裏剣を持つポケモン(ゲッコウガなど)がいるデッキでは、捨て札からHPの低いたねを呼び出して狙撃する動きが非常に有効。
相手のメインアタッカーを無視し、弱いポケモンを狙い撃ちして早めにポイントを稼ぐ戦術で試合を有利に進められます。
ポケモンの笛を使う際の注意点
相手のベンチに強力な“たねポケモンex”を呼び出してしまうと、かえって相手の戦略を助ける可能性があります。
また、相手のトラッシュに弱いポケモンが落ちている状況でないと真価を発揮しづらいという面があります。
まとめ
ポケモンの笛の主な役割をまとめると、以下の3つになります。
- 相手ベンチを増やして“火力アップ”を図る
- トラッシュからHPの低いポケモンを引っ張り出し、“確実に倒す”
- ベンチ狙撃との連携で、“決定打”を作る
“決まれば強い”コンボ向けのカードですので、ピジョットEX・ウツボット・ナツメ・ベンチ狙撃系ポケモンなど、狙いを定めたデッキで活用してみてください。
相手のベンチ数を自在に増やせる点は、他のカードにはない独特の強みと言えます。