「幻のいる島」に収録されている「ペンドラー」の特徴や、使い道、相性の良いカードについてまとめています。
ペンドラーのステータス
- 進化:2進化
- タイプ:悪
- HP:140
- 弱点:闘
- 逃げる:2
ペンドラーのワザ・特性
ベノムショック(2エネ)
70+相手のバトルポケモンがどくなら、50ダメージ追加。
ペンドラーの3つの特徴
毒状態の相手に120ダメージ(実質130ダメージ)
ワザ「ベノムショック」は、相手バトルポケモンが毒なら「70+50」で 120ダメージ 出せます。
攻撃後の毒ダメージ(追加10)も含めると 実質130ダメージ となるため、HP130以下のポケモンを一撃で倒せるケースも。
また相手が超タイプ(例:ミュウツーex)なら弱点をつけるので、大ダメージでワンパンも狙えます。
2エネで技を打てる・逃げエネが2と比較的軽め
同じ毒デッキで採用されやすい「ベトベトン」は1進化ですが3エネ必要なのに対し、ペンドラーは2エネで「ベノムショック」を使える点がメリットです。
進化こそ2回必要(2進化)ですが、そのぶん 要求エネルギーが軽く、逃げエネも2 で済むので、毒デッキ全体のエネルギー配分にゆとりができ、サポートカード(リーフ・スピーダーなど)で動きやすい構築にしやすいです。
2進化ゆえの事故リスクは高め
「ホイーガ」「ペンドラー」と2回の進化が必要になるため、序盤にフシデ(たね)やホイーガが引けないとプランが崩れる可能性があります。
一方で、ホイーガが1エネで“毒+軽い打点”をこなしながらペンドラーにつなげる動きができるため、進化さえ揃えば試合を大きく有利に運べます。
ペンドラーの使い道
マタドガスやホイーガで「毒」を付与 → ペンドラーで一気に120ダメージ
このデッキの肝は「相手を毒にした状態で、ペンドラーがベノムショックを打つ」流れです。
代表的な毒役として「マタドガス(特性:もれだすガス)」や「ホイーガ(ワザ:どくばり)」が挙げられます。
1ターンのうちに「毒付与 → ペンドラーの攻撃」まで一気に行うために、「キョウ(バトル場のマタドガスを手札に戻す)」「リーフ(にげエネ2軽減)」「スピーダー(すぐ逃がす)」などのサポート/グッズを組み合わせて、手際よく毒を入れつつペンドラーを繰り出す運用が効果的です。
環境のHP130~140帯を一撃で落とす
HP130の多いセレビィexや、弱点を突けるミュウツーex(超タイプ)はもちろん、HP140のEXポケモン(フリーザーexなど)も、毒ダメ込みの130+αで仕留めやすいです。
2エネ運用なので、後ろでペンドラーを育てながら、前では1エネで動けるマタドガス・ホイーガなどで時間を稼ぐ動きが相性抜群。
2進化の事故をカバーする工夫
事故率を下げるために「モンスターボール」「博士の研究」などを多めに採用したり、「ケンタロス」など別の悪ポケモンをピン差しして 一時的なアタッカーを確保 しておく構築もよく使われています。
進化事故がどうしても気になるなら、同じ毒コンボでも1進化の「ベトベトン」軸のほうが事故率は下がる一方で、エネルギーが3枚必要&逃げエネ3と重いため、一長一短になります。
ペンドラーと相性の良いカード
マタドガス(最強の遺伝子)
特性「もれだすガス」で相手をどくにできる
マタドガスがバトル場にいるとき、毒状態を簡単に付与できます。
1エネで「たいあたり」40ダメージ+毒
低リソースで動けるうえ、細かくダメージを重ねられます。
サポートカード「キョウ」との組み合わせ
マタドガスを「キョウ」で手札に戻して回復&疑似にげるの動きができます。
バトル場を強引にペンドラーへ交代し、毒状態の相手に「ベノムショック」を叩き込むコンボが強力です。
キョウ
マタドガスやバトル場にいるどく付与役を「手札に戻す」効果
戦闘不能を防いだり、疑似的な「にげる」手段として活躍。
手札に戻したマタドガスは再度ベンチに出し直すことで、また「もれだすガス」を使えます。
ペンドラーをバトル場に呼び出すまでの“つなぎ”
相手がすでにどく状態なら、そのままペンドラーで「ベノムショック」=120ダメージに繋げられる。
リーフ
逃げコストを2軽減
ペンドラー(にげエネ2)やマタドガス(にげエネ3のものが多い)をベンチに下げるのに役立ちます。
キョウが手札に無いときの「疑似・にげサポート」
マタドガスでどく→リーフでベンチに逃がす→ペンドラーを出して「ベノムショック」といった動きが可能です。
スピーダー
即逃げを実現
リーフはサポート枠なので、そのターン別のサポート(例:キョウ)が使えなくなります。
一方、スピーダーはグッズなので、同一ターンに「キョウ」と併用できるのが強みです。
1ターンで毒付与→交代→ペンドラーのベノムショックを決める“強襲コンボ”
具体例
- マタドガス(1エネ)で「もれだすガス」 → 相手をどく
- グッズ「スピーダー」で逃がす(コスト軽減)
- サポート「キョウ」でマタドガスを手札に戻し → ペンドラーをバトル場に出す
- ペンドラー(すでに2エネ)で「ベノムショック」120ダメージ+毒ダメ10
ケンタロス(悪タイプ/HP100~)
EX相手への補助アタッカー
ケンタロスのわざが「EXポケモンに+○○ダメージ」系なら、毒ダメと合わせてHP120~130を倒しやすいです。
ペンドラーが揃わない/どく要員が間に合わない時の保険
毒軸に頼らず、ケンタロスで手軽にEXアタッカーを仕留める動きが可能です。
ピジョットやミュウEX など、別タイプのフィニッシャー
ペンドラーが2進化ゆえ事故率が高く、毒前提なので打点に限界がある場合、別のポケモンで高火力を担うのもアリ。
ミュウEXなら超エネで高火力技をコピーする形、ピジョットなら無色エネ要求で柔軟に動ける形が考えられます。
まとめ
ペンドラーは「どく状態相手に120ダメージ」の高火力が魅力で、HP130~140クラスをワンパン圏内に置ける強力な2進化ポケモンです。
どく役としてマタドガスやホイーガと組み合わせ、「キョウ」でバトル場を入れ替えつつ毒コンボを成立させる動きがペンドラーデッキの肝。
リーフやスピーダーなど逃げサポート系カードを入れることで、1ターン内に「毒付与 → ペンドラーでベノムショック」のコンボを決めることも可能です。
相手が進化して毒を治したり、2進化が揃わない事故リスクもあるため、ケンタロスなどのサブアタッカーを採用し、柔軟に戦える構築にすると安定度が増します。
今の環境で多いミュウツーEX(弱点を突ける)やセレビィEX(HP130)に対して非常に強く出られる点がペンドラーの魅力です。
2エネ&どくが成立すれば大きな一撃を放てるので、ぜひ「キョウ」や「スピーダー」と組み合わせて、強烈な毒コンボを楽しんでみてください。