「幻のいる島」に収録されている「ゴローニャ」の特徴や基本的な立ち回りと、世界の大会などで上位プレイヤーが使われていたミュウexを採用していたデッキをご紹介します。
ゴローニャ(幻のいる島)の3つの特徴
闘タイプの強力なフィニッシャー(120ダメージ+耐久アップ)
ゴローニャの主力ワザ「ガードプレス」は120ダメージに加え、次の相手ターンに受けるワザダメージを-30にする効果があります。
自身のHPが160と高めで、ワザ効果によるダメージ軽減も合わせると相手の攻撃を一度では倒されにくく、長時間場に残ることが可能です。
タケシによるエネルギー加速で中盤から攻撃できる
ゴローニャのワザには4エネが必要で重いものの、サポートカード「タケシ」によって追加でエネルギーを付けられます。
例えば、あらかじめゴローニャに3エネついていれば、タケシを使うだけで4エネになり、そのターンに「ガードプレス」で攻撃可能。
ただし「タケシ」を使うとそのターンにほかのサポートカードを使えなくなるため、使いどころに注意が必要です。
2進化ポケモンゆえの展開リスクと特性ダメージへの弱さ
ゴローニャは2進化(イシツブテ→ゴローン→ゴローニャ)であるため、進化が遅れて事故になりやすい点が課題です。
また「ガードプレス」のダメージ軽減は「相手のワザによるダメージ」のみであり、特性による定数ダメージ(例:ゲッコウガ、クリムガンなど)は軽減できません。
このため、特性ダメージが多い環境やカードが相手にいるとHP管理が難しくなることがあります。
バトルでの基本的な立ち回り
ゴローニャと相性の良いカード
タケシ、リーフ、クリムガン、サワムラー、マーシャドー
序盤:クリムガンで時間を稼ぎ、ゴローニャの進化準備
2進化であるゴローニャを場に出すには時間がかかるため、序盤は「クリムガン」をバトル場に出して壁役兼けん制役にします。
クリムガンは特性により、攻撃を受けるたびに相手に固定ダメージを与えることができるため、エネルギーを貼らなくても最低限の仕事をします。
その間にベンチでイシツブテ→ゴローン→ゴローニャと進化ラインを揃え、エネルギーを手貼りで準備しましょう。
中盤:タケシでエネルギー加速 → ゴローニャで攻撃開始
ゴローニャにエネルギーを3枚つけ終わったら、「タケシ」で4枚目を貼り、一気に攻撃できる体制を整えます。
ワザ「ガードプレス」で120ダメージを与えつつ、自身の受けるダメージを-30するため、盤面に立てば高火力かつ高耐久で相手を追い詰めやすいです。
ただし、タケシを使うターンは他のサポートカードを使えないので、手札の補充や山札操作は前後のターンに行いましょう。
終盤:ゴローニャで場を制圧 or サワムラーで狙い撃ち
ゴローニャが場に安定していれば、連続で「ガードプレス」を打ってダメージレースを優位に進めます。
相手がHPわずかでベンチに退いたexポケモン(HP30以下など)がいるなら、「サワムラー」でベンチポケモンを仕留める選択肢もあります。
特に自分のサイドポイントが残り1~2枚であれば、サワムラーでベンチを狙うことが勝ち筋になる場合もあるので、状況を見極めましょう。
ゴローニャ(幻のいる島)採用のデッキ
1つ目
1529人が参加された大会(Ursiiday’s Pocket Weekly #8)にて、トップ1のプレイヤーが使われていたゴローニャ採用デッキです。
ゴローン(2)
ゴローニャ(2)
サワムラー(1)
マーシャドー(1)
クリムガン(2)
モンスターボール(2)
きずぐすり(1)
タケシ(2)
リーフ(2)
博士の研究(2)
サカキ(1)
サワムラーは、ゴローニャで倒しきれなかったポケモン対策で、マーシャドーはゴローニャが倒された時に返り討ちにできます。
1000人以上の規模のトーナメントで優勝したデッキなので、今後ゴローニャ採用デッキが増えそうですね。
以上ゴローニャ(幻のいる島)の特徴や基本的な立ち回り、ゴローニャ採用の海外大会上位入賞者のデッキをご紹介しました。