Fallout76では、レベルアップ時に【S.P.E.C.I.A.L.】というステータスを割り振る以外に、Perk(パーク)というスキルカードをもらって、プレイヤーを強化できるシステムが採用されています。
はじめてプレイされる方にとっては、ちょっとややこしく感じるかもしれません。
そこでステータスやPerkについてわかりやすく解説します。
【S.P.E.C.I.A.L.】ステータスの特徴
【S.P.E.C.I.A.L.】とは、7つのステータスの頭文字を取ったものです。
他のRPGでキャラクターがレベルアップした時に、攻撃力や防御力、魔力、素早さといったステータスが自動で割り振られて上がったりしますが、Fallout76では自分で各ステータスに割り振ることができます。
各ステータスの特徴は以下の通りです。
総重量の増加や近接攻撃のダメージに影響します。
VATS時の武器の命中率に影響します。またPerceptionが高いほど、敵を発見しやすくなり、敵が遠くにいてもコンパスに表示されやすくなります。
最大HPが増加したり、AP消費量が減少し、病気にかかる確率などにも影響します。
Perkカードをチーム内で共有できたり、グループクエストの報酬や取引での価格に影響します。
ハッキング能力や、作製したアイテムの耐久値や、解体で得られる素材の量に影響します。
運動神経や反応速度を図る指標で、総APが上昇したり、VATS時のアクションポイントやステルスの技術に影響します。
クリティカルメーターのチャージ率や、入手したアイテムの状態や耐久性などに影響します。
Perkカードの特徴
各ステータスごとにPerkカードが用意されており、様々なスキルを身に付けることができます。
プレイヤーレベルが1つ上がるごとに、割り振ったステータスに関連したPerkカードが1枚もらえます。
例えば、【Agility】のポイントを上げたとします。
すると、【Agility】に関連したPerkカードが出てきて、その中から好きなものを1枚選ぶことができます。
さらに下記の条件でレベルアップするごとにボーナスとして、カードパックが1つもらえます。
- 2レベル毎にカードパック(10レベルまで)
- 5レベル毎にカードパック(10レベル以降)
カードパックというのは、Perkカード4枚とプレイ中の飢えを軽減できるガム1枚が入ったボーナスパックです。
どのステータスのPerkカードが出るのかは、ランダムなのでわかりません。
またPerkカード毎に、アンロックされるレベルの条件が設定されいて、まだ装備できないレベルのPerkカードが出現することもあります。
つまり、プレイヤーレベル8の時には、レベル10のPerkカードを所持していたとしても、プレイヤーレベル10になるまでは、装備させることはできないということです。
同じPerkカードを組み合わせてランクアップ
同じPerkカードを2枚組み合わせると、1つランクアップさせることができます。
例えば、ランク1のTHRU-HIKERを2枚組み合わせると、ランク2のTHRU-HIKERが1枚作成できます。
さらに、ランク2のTHRU-HIKERを1枚と、ランク1のTHRU-HIKERを1枚組み合わせると、ランク3のTHRU-HIKERが1枚作成できます。
このようにPerkカードをランクアップさせるごとに、スキル能力もアップしていきます。
各ステータスと同じポイント数のPerkカードが装備できる
レベルアップ時に各ステータスに割り振ったポイント分だけ、Perkカードを装備させることができます。
例として、以下のステータスと手持ちのPerkカードで説明します。
Strength:2ポイント
現在ランク1のPerkカードを1枚装備していますので、あと1枚ランク1のPerkカードを装備できます。
Endurance:1ポイント
現在何も装備していませんので、ランク1のPerkカードを1枚装備できます。
Charisma:1ポイント
現在ランク1のPerkカードを1枚装備していますので、追加ではPerkカードを装備できません。
ただ、ランク1同士のPerkカードなので、装備の入れ替えはできます。
Intelligence:4ポイント
現在ランク1のPerkカードを2枚装備していますので、ランク2のPerkカードも一緒に装備できます。
Agility:4ポイント
現在ランク1のPerkカード1枚とランク2のPerkカード1枚を装備していますので、ランク1のPerkカードであれば装備できます。
ランク2のPerkカードを装備したい場合は、入れ替えることで装備ができるようになります。
Perkカードはいつでも入れ替えができる
Perkカードはその時の状況に合わせて、入れ替えて使うと効率よく活用できます。
例えば、ハッキングスキルが1上昇するPerkカードは、ハッキングしない時に装備させていても意味がありません。
なので、ハッキングする時以外は別のPerkカードを装備させておくと、Perkカードのスキルを無駄なく活用することができます。
ステータスの振り分けは慎重に!
50レベルまではステータスを上げるためのポイントがもらえますので、合計50ポイント分を各ステータスに振り分けることができます。
※Perkカードは、50レベル以上になっても受け取れます。
そして各ステータスには最大で15ポイントまで振り分けることができますが、食べ物や飲み物などによる一時的なパフであっても、それ以上には上がりません。
ステータスの振り分けは各プレイヤーの自由なので、探索でサバイバルを楽しみたいのか、ステルスプレイを楽しみたいのか、チームプレイやPVPプレイを楽しみたいのかなど、Fallout76のプレイスタイルによって変わってきます。
もしプレイスタイルを変えたいのであれば、アカウントは5つまで作成できますので、別アカウントで楽しむ方がいいかもしれません。
振り分けのパターンとしては以下の2パターンとなりそうです。
極振りタイプ
3ステータス分は極振りができますので、かなり特徴的なキャラクターを作成できそうです。
平均タイプ
どのステータスにも1つくらいは、装備してみたいPerkカードというのはあると思います。
カードランクに合わせて3ランク分として、3~6ポイントをすべてのステータスに割り振ってから、あとはお好みで…というパターンです。
まとめ
Fallout76のベータテストに参加して、レベルアップした時にその都度スタータスを振ってPerkカードを取得してきました。
ですがゲームの流れがわかってくると、あの時取得したPerkカード、今思うと必要なかったかも?とちょっと後悔することがありました。
序盤であればレベルアップしなくても、進めていくことはできます。
なのでゲームにある程度慣れて、自分のプレイスタイルにはどのようなPerkカードを装備させると便利なのかを、わかってきてからまとめてレベルアップさせていっても遅くはないかもしれません。