ARC Raiders(アークレイダース)の世界で生き残るためには、武器や立ち回りだけでなく、「設定」が勝敗に極めて重要な影響を与えます。
特にグラフィックやオーディオの設定一つで、敵の発見のしやすさが劇的に変わります。
そこで今回は、初心者から上級者まで、すべてのプレイヤーが勝利に近づくために今すぐ変更すべき、PC版およびPS5(コントローラー)版の最強のおすすめ設定を徹底的に解説します。
ARC Raidersで勝つための最重要設定3選(PC/PS5共通)
まず、プラットフォームを問わず、戦闘の勝率に直結する最も重要な設定を3つ紹介します。
これらを設定するだけで、生存率が大きく変わる可能性があります。
以下の表に、最重要設定3選とその理由をまとめます。
| 設定項目 | 推奨設定 | 理由(メリット) |
| 植生 | 低 | 隠れている敵が丸見えになり、視認性が劇的に向上する。 |
| ナイトモード | オン | 足音やリロード音などの小さな音が聞こえやすくなる。 |
| 視界 | 80 | 視界が広がり、左右の敵をより早く発見できる。 |
【グラフィック】敵が丸見えに?「植生」の設定は絶対に「低」
最も重要な設定の一つが、グラフィック品質にある「植生」です。
この設定を「エピック」にしていると、地面に生い茂る草の量が増え、臨場感は増します。
草むらに隠れた敵が見えなくなる
その草むらに敵が隠れていると、視認するのが非常に困難になります。
この設定を「低」に変更すると、これらの細かい草が大幅に削減されるか、ほとんど表示されなくなります。

本来は草に隠れていたはずの敵プレイヤーが丸見えになり、一方的に発見・攻撃することが可能になります。
PvP(対人戦)で有利に立つために、この設定は必ず「低」にしてください。
【オーディオ】足音が聞こえない人必見!「ナイトモード」をオンに
「敵の足音が小さくて聞こえない」と感じているプレイヤーは多いかもしれませんが、それは設定で改善できます。
オーディオ設定にある「ナイトモード」を「オン」にしてください。
このゲームの音響設計について
このゲームは元々、足音よりもインタラクト(扉のこじ開け音など)を重視した音響設計になっています。
ナイトモードの効果
ナイトモードをオンにすると、爆発音などの大きな音は抑えられる一方、足音やリロード音といった小さな音が相対的に増幅され、非常に聞き取りやすくなります。
屋内外問わず、敵の接近を早期に察知するために必須の設定です。
【グラフィック】視界を広げて索敵!「視界」は「80」がおすすめ
グラフィック設定の「視界」も、戦闘において極めて重要です。
初期設定は75になっている場合がありますが、これを最大値の「80」まで上げることを強く推奨します。
視野角を広げるメリット
視野角を広げると、画面に映る左右の範囲が広がり、視界の端にいる敵やARCをより早く発見できるようになります。
同じ場所に立っていても、設定60と80では見える情報量が全く異なります。

索敵能力を最大化するために、必ず80に設定しましょう。
【PC版】FPSと見やすさを両立するグラフィック品質設定
PC版では、勝敗に直結する「見やすさ」と、PCの動作を軽くする「フレームレート(FPS)」を両立させる設定が求められます。
DLSSのおすすめ設定
Nvidia系のグラフィックカードを使用している場合、アップスケーリング設定で「DLSS」を有効にしましょう。
「品質」と「トランスフォーマー」を推奨
その際、「DLSS品質」は「自動」ではなく「品質」に設定することをおすすめします。
これにより、遠くの敵がぼやけたり潰れたりするのを防ぎ、より鮮明に視認できます。
さらに、「DLSSモデル」という項目があれば、旧モデルの「CNN」ではなく、新モデルの「トランスフォーマー」を選択すると、最高の視認性とパフォーマンスを得られます。

シャドウやエフェクトは「低」推奨?重さと見やすさのバランス
パフォーマンス(FPS)に最も大きな影響を与える設定の一つが「シャドウ」です。
この設定を高くすると、見た目はリアルになりますが、フレームレートが大幅に低下し、暗い場所がより暗くなり敵が見えにくくなります。

「シャドウ」の設定
戦闘での有利不利を考慮するなら、「低」に設定するのが最適です。
「エフェクト」の設定
同様に、爆発や光線銃などの表現である「エフェクト」も、戦闘中に重くなる原因となるため、「低」に設定することをおすすめします。
モーションブラーは「無効」一択
視界をクリアに保つため、「モーションブラー」は必ず「無効」にしてください。
この設定が有効になっていると、素早く視点を動かした際に画面に残像のようなブレが発生します。
これは戦闘中に敵を見失う原因になるため、競技性の高いシューターゲームでは基本的に不要な設定です。
遠くの敵が見やすくなる?アンチエイリアスとテクスチャの設定
遠くの敵をしっかり視認するためには、前述のDLSS品質設定が役立ちますが、それ以外の品質設定も調整しましょう。
「テクスチャ」の品質は、PCスペックに余裕があれば「中(Medium)」程度に設定しておくと、キャラクターの服などがはっきりと見えます。
「アンチエイリアス」は「低」でも問題ありません。
重要なのは、遠くの敵がジャギジャギになって見えづらくならないよう、DLSSなどの設定と合わせて調整することです。
PC版グラフィック推奨設定まとめ
以下に、PC版での推奨設定(見やすさとFPS重視)をまとめます。
| 設定項目 | 推奨設定 | 理由 |
| 植生 | 低 | (最重要)敵の視認性UP |
| 視野角 | 80 | (最重要)索敵範囲の最大化 |
| DLSS品質 | 品質 | 遠くの敵のぼやけ防止 |
| DLSSモデル | トランスフォーマー | 視認性とパフォーマンス両立 |
| シャドウ | 低 | FPS向上、暗所の視認性UP |
| エフェクト | 低 | FPS向上 |
| モーションブラー | 無効 | 視界のブレをなくす |
| テクスチャ | 中 (または低) | PCスペックに応じて調整 |
| アンチエイリアス | 低 | DLSS使用時は優先度低 |
【PAD/PS5版】コントローラーのおすすめ感度・デッドゾーン設定
コントローラー(PAD)でプレイする場合、エイムのしやすさに直結する感度設定が非常に重要です。
エイムアシストと反応曲線(リニア・指数関数)はどれがいい?
エイムアシスト
まず、「エイムアシスト」は必ず「オン」にしましょう。
このゲームのエイムアシストは適切に機能し、撃ち合いを強力にサポートしてくれます。
反応曲線
次に「カメラ操作反応曲線」ですが、これは好みによります。
「線形」はスティックを倒した分だけ素直に視点が動くため、操作感が直感的です。
「指数関数」は、倒し始めがゆっくりで、大きく倒すと加速するタイプです。
練習場で試して手に馴染む方を選びましょう。
おすすめの感度数値(横・縦・ズーム感度)
感度は個人の感覚に大きく左右されますが、設定例として、以下の組み合わせがあります。
| 設定項目 | 推奨値(例1) | 推奨値(例2) | 目的 |
| 操作感度 (横) | 110 | 80 | 基本的な視点移動の速さ |
| 操作感度 (縦) | 110 | 50 | 基本的な視点移動の速さ |
| ズーム感度倍率 | 40% | 40% | エイム中の精密な視点移動 |
| スコープ感度倍率 | 50% | 50% | スコープ使用時の精密な視点移動 |
| 反応曲線 | 指数関数 | 線形 | スティックの反応カーブ |
調整のコツ
まずはこれらの設定を基準に、練習場でターゲットを狙い、視点が行き過ぎたり、逆に追いつかなかったりしないよう、自分に最適な数値を見つけましょう。
インタラクトとリロードの挙動(タップでインタラクト/リロード)
コントローラー設定の中で非常に重要なのが「インタラクト/リロードの挙動」です。
初期設定の問題点
初期設定のままだと、アイテムを拾う動作とリロードが同じボタンに割り当てられており、戦闘中にリロードしたいのに、近くに落ちているアイテムを拾おうとしてしまい、致命的な隙を晒すことがあります。
解決策:タップ操作を割り当てる
これを防ぐため、「タップでインタラクト」または「タップでリロード」のどちらかに変更し、もう一方の動作を「長押し」に割り当てましょう。
これにより、戦闘中の誤操作を確実に防ぐことができます。
その他の便利な設定(アクセシビリティ・ゲームプレイ)
戦闘以外で、ゲームの快適性や視認性を向上させる便利な設定を紹介します。
クロスヘアのおすすめ設定(色・形)|白は見づらい?
アクセシビリティ設定から「クロスヘア(照準)」のカスタマイズが可能です。
形状の上書き
「クロスヘアの形状を上書き」をオンにし、形状を好みのものに変更できます。
色の変更(重要)
さらに重要なのが「色」です。
初期設定の「白」は、ゲーム内の背景(特に空や明るい壁)に同化して非常に見づらい場面があります。
これを「シアン(水色)」や「緑」など、背景から目立つ色に変更するだけで、エイムの精度が格段に向上します。
まとめ~ARC Raidersで生存率を高めるために設定を見直そう
ARC Raidersにおいて、設定の最適化は上級者への第一歩です。
特に、敵の視認性に直結する「植生:低」、索敵範囲を広げる「視界:80」、そして音による情報戦を有利にする「ナイトモード:オン」の3つは、PC・PS5を問わず、全てのプレイヤーが今すぐ変更すべき必須設定と言えます。
これらの設定を自分のプレイスタイルに合わせて調整し、過酷な地上での生存率を最大限に高めましょう。
