ARC Raiders(アークレイダース)の過酷な戦場で生き残り、貴重な物資を持ち帰るためには、武器やシールドだけでなく「オーグメント」の選択が極めて重要です。
オーグメントは単なるバックパックではなく、プレイヤーの基礎能力を決定づける装備であり、選び方一つで生存率や探索効率が劇的に変化します。
そこで今回は、オーグメントの役割や重要性、最強のおすすめランキング、そして全種類の性能データまでを徹底的に解説します。
自分に最適なオーグメントを見つけ、スペランツァへの生還を目指しましょう。
ARC Raidersのオーグメントとは?役割と重要性を解説
オーグメントは、レイダーが背負うバックパック型の装備であり、インベントリ枠や重量上限、装備可能なシールドの種類などを決定する基本的なステータス強化アイテムです。
バックパック容量と重量制限を決める「基本装備」の仕組み
オーグメントの最も基本的な役割は、探索中に持ち運べるアイテムの量と重さを決めることです。
「バックパックスロット」の数は持ち帰れるアイテムの種類に直結し、「最大ロードアウト重量」は武器や弾薬、拾った物資をどれだけ持てるかを制限します。
略奪特化のメリット
例えば、略奪に特化したオーグメントはこれらの数値が高く設定されており、一度のレイドで大量の資源を持ち帰ることができます。
逆に戦闘特化のものは容量が控えめな代わりに、他の戦闘的なメリットを持っています。
生存率に直結する「シールド互換性」と「安全ポケット」の重要性
オーグメントには「シールドの互換性」というパラメータがあり、これによって装備できるシールドのレアリティ(小型、中型、大型)が決まります。
防御力への影響
上位のオーグメントほど強力な中型や大型シールドを装備できるため、直接的な防御力アップに繋がります。
安全ポケットの重要性
また、「安全ポケット」のスロット数もオーグメントによって異なります。
安全ポケットに入れたアイテムは死亡しても失われないため、この枠が多いほど、貴重な設計図やキーアイテムを確実に持ち帰ることができるようになり、実質的な生存率と成果を高める重要な要素となります。
耐久度の仕様(死亡時のみ減少)と修理について
オーグメントには耐久度が設定されていますが、これは通常の探索や戦闘では減少しません。
耐久度が減る条件
耐久度が失われるのは、プレイヤーが死亡した時のみで、一度の死亡につき30単位で減少します。
耐久度が低下しても機能は維持されますが、ゼロになると修理が必要になる可能性があります。
修理にはワークショップの素材が必要となるため、上位のオーグメントほど維持コストがかかることを覚えておきましょう。
【最強ランキング】おすすめオーグメントと選び方
数あるオーグメントの中で、特に性能が優秀で生存率や効率を飛躍的に高めてくれるおすすめのものをランキング形式で紹介します。
| ランク | オーグメント名 | レアリティ | 特徴・おすすめ理由 |
| S | 略奪Mk.3(サバイバー) | エピック | ダウン時自動回復 + 安全ポケット3枠。生存・探索ともに最強。 |
| A | 戦術Mk.2 | レア | シールド破壊時に自動スモーク。生存率が格段にアップ。 |
| A | 戦闘Mk.2 | レア | 5秒ごとに体力自動回復。継戦能力が高く大型シールドも可。 |
| B | 戦闘Mk.1 / 略奪Mk.1 | アンコモン | 初心者向け。中型シールドや容量アップで序盤を支える。 |
[Sランク] 略奪Mk.3(サバイバー):ダウン時の自動回復と安全ポケット3枠が最強
現時点で最強の呼び声が高いのが、「略奪Mk.3(サバイバー)」です。
最強の理由:ダウン時回復
このオーグメントは、ダウンして移動不能状態になった際、動かずにいれば最大体力の75パーセントまで自動で回復するという強力な固有スキルを持っています。
これにより、仲間が助けに来るまでの生存時間が大幅に延びるだけでなく、ソロプレイでも敵が去った後に自力で這って脱出できる可能性が生まれます。さ
らに、安全ポケットが3枠もあり、インベントリ容量もトップクラスであるため、探索と生存の両面で最高峰の性能を誇ります。
[Aランク] 戦術Mk.2:シールド破壊時の自動スモークで生存率アップ
Mk.2オーグメントの中で特におすすめなのが「戦術Mk.2」です。
生存率アップの鍵:自動スモーク
このオーグメントは、シールドが破壊された瞬間に自動で小型のスモークグレネードを展開するという非常に優秀なパッシブスキルを持っています。
予期せぬ奇襲を受けた際でも、即座に視界を遮って逃走や回復のチャンスを作れるため、生存率が格段に上がります。
コストパフォーマンスも良く、中盤の主力として最適です。
[Aランク] 戦闘Mk.2:5秒ごとの体力自動回復(リジェネ)で継戦能力強化
戦闘を重視するプレイヤーには、同じくレアの「戦闘Mk.2」が推奨されます。
メリット:リジェネ効果
これは5秒ごとに体力を1回復するというリジェネ効果を持っており、回復アイテムを節約しながら長く戦場に留まることができます。
ダメージを受けると30秒間効果が停止するという制限はありますが、大型シールドも装備可能になるため、正面からの撃ち合いやPvPにおいて強力なアドバンテージを得られます。
初心者におすすめ!まずは「戦闘Mk.1」か「略奪Mk.1」を目指そう
ゲームを始めたばかりの初心者は、まず「戦闘Mk.1」か「略奪Mk.1」の装備を目指しましょう。
戦闘Mk.1のメリット
中型シールドが装備可能になるため、初期の小型シールドよりも防御力が上がり、安定した探索が可能になります。
略奪Mk.1のメリット
所持重量とスロット数が増えるため、金策や素材集めを効率よく行いたい場合に適しています。
どちらもコストが安く、無料ロードアウトからの乗り換え先として最適です。
オーグメント3系統の特徴とプレイスタイル別推奨
オーグメントは大きく分けて「略奪」「戦闘」「戦術」の3つの系統があり、それぞれ異なるプレイスタイルに特化しています。
略奪系:金策・探索重視(最大容量・チック対策・安全ポケット多め)
略奪系は、その名の通り物資の回収に特化したシリーズです。
特徴:圧倒的な容量
最大の特徴は、他の系統よりも圧倒的に多いバックパックスロットと重量制限です。
Mk.2オーグメントになると「接触したチックを自動で引き剥がして混乱させる」というユニークな効果が付き、暗い場所での探索も安心です。
さらにMk.3オーグメントでは安全ポケットの数が多くなる傾向にあり、貴重品を確実に持ち帰りたいプレイヤーや、金策を最優先するランに最適です。
戦闘系:PvP・大型ARC重視(大型シールド装備可・体力回復・グレネード枠)
戦闘系は、敵との交戦を前提とした設計になっています。
特徴:防御と火力支援
最大の特徴は、防御力の高い大型シールドを装備できる点と、グレネード専用の拡張スロットを持っている点です。
Mk.2以降は体力の自動回復効果が付与され、Mk.3のアグレッシブ型ではその回復量が倍増します。
大型ARCの討伐や、他のプレイヤーとのPvPに積極的に挑む場合は、この系統が最も力を発揮します。
戦術系:バランス・サポート重視(クイック使用スロット多め・蘇生時回復)
戦術系は、探索と戦闘のバランスが取れた万能型です。
特徴:トリッキーな支援スキル
クイック使用スロット(回復薬やガジェットを入れる枠)が多く、様々な状況に対応しやすいのが特徴です。
Mk.2の自動スモーク展開や、Mk.3のダウン蘇生時に周囲を回復する霧を発生させる効果など、トリッキーかつ生存を助けるスキルが揃っています。
ソロプレイでの安定感を求める場合や、チームのサポート役として動く場合に適しています。
オーグメントの入手方法とクラフト手順
強力なオーグメントを手に入れるためには、いくつかの段階を踏む必要があります。
序盤の鉄板!無料ロードアウトオーグメントをランスと交換する方法
ゲーム序盤で最も効率的な入手方法は、無料ロードアウトで出撃して生還することです。
お得な交換テクニック
帰還時に持ち帰った「無料ロードアウトオーグメント」は、そのままでは性能が低いですが、拠点のトレーダー「ランス」のところで、Mk.1オーグメントと交換することができます。
素材を消費せずにランクアップできるため、初心者はまずこれを繰り返して装備を整えるのが定石です。
Mk.1オーグメント以上はワークショップ「装備ベンチ」でクラフトする
アンコモン以上のオーグメントを安定して入手するには、拠点のワークショップにある「装備ベンチ」を利用します。
必要な準備
装備ベンチを建設し、レベルを上げることで、より上位のオーグメントがクラフト可能になります。
素材としてプラスチック部品や生地などが必要になりますが、自分のプレイスタイルに合ったものを自由に作成できるようになります。
また、レベル7以上になればランスからコインで購入することも可能になります。
Mk.3オーグメントの入手には「設計図」が必須
最高ランクであるMk.3オーグメントを作成するには、単にベンチのレベルを上げるだけでは不十分です。
設計図の探索
マップ探索やクエスト報酬などで手に入る「設計図」が必要になります。
特に強力な「略奪Mk.3(サバイバー)」などの設計図は、激戦区のコンテナや特定のイベントで入手できるため、中盤以降の大きな目標となります。
【データ一覧】全オーグメントの性能・固有スキル・効果まとめ
最後に、全オーグメントの性能を比較しやすい表にまとめました。
全オーグメント性能比較表
| レア | 名称 | 重量 | 容量 | 安全P | シールド | 固有スキル・特徴 |
| 灰 | 無料ロードアウト | 35kg | 14 | 0 | 小型 | なし |
| 緑 | 略奪 Mk.1 | 50kg | 18 | 1 | 小型 | なし |
| 緑 | 戦闘 Mk.1 | 45kg | 16 | 1 | 中型 | なし |
| 緑 | 戦術 Mk.1 | 40kg | 15 | 1 | 中型 | クイック枠5個 |
| 青 | 略奪 Mk.2 | 60kg | 22 | 2 | 小型 | チック自動排除 |
| 青 | 戦闘 Mk.2 | 55kg | 18 | 1 | 大型 | 体力自動回復(+1)、グレネード枠1 |
| 青 | 戦術 Mk.2 | 45kg | 17 | 1 | 中型 | シールド破壊時スモーク |
| 紫 | 略奪 Mk.3(慎重) | 70kg | 24 | 2 | 小型 | シールド破壊時アドレナリン |
| 紫 | 略奪 Mk.3(サバイバー) | 80kg | 20 | 3 | 中型 | ダウン時HP75%回復 |
| 紫 | 戦闘 Mk.3(アグレッシブ) | 65kg | 18 | 1 | 大型 | 体力自動回復(+2)、グレネード枠2 |
| 紫 | 戦闘 Mk.3(回り込み) | 60kg | 20 | 2 | 小型 | 武器持ち替え速度UP |
| 紫 | 戦術 Mk.3(防御) | 60kg | 20 | 1 | 大型 | 走りながらシールドリチャージ |
| 紫 | 戦術 Mk.3(回復) | 55kg | 16 | 3 | 中型 | 蘇生時に回復霧、回復アイテム枠3 |
Mk.0&Mk.1の性能比較
初期装備である「無料ロードアウトオーグメント(Mk.0)」は、重量制限35kg、バックパック14枠、安全ポケットなしという最低限の性能です。
これに対し、戦闘Mk.1オーグメントなどは重量制限やスロットが増加し、中型シールドが装備可能になり、安全ポケットが1つ追加されます。
この「安全ポケット1つ」の差は非常に大きく、貴重品ロストのリスクを減らす第一歩となります。
Mk.2の固有スキル(チック排除・リジェネ・スモーク)
Mk.2オーグメントからは、ステータス向上に加えて固有のパッシブスキルが付与されます。
「略奪Mk.2」は重量60kgまで持ち運べるようになり、さらに体に張り付く敵「チック」を自動で排除します。
「戦闘Mk.2」は5秒ごとに体力を1回復するリジェネ効果と大型シールドへの対応、「戦術Mk.2」はシールド破壊時の自動スモーク展開能力を持ちます。
それぞれのプレイスタイルに合わせた明確な強みが生まれるのがこの段階です。
Mk.3の分岐進化と強力なパッシブスキル詳細
Mk.3オーグメントでは、各系統がさらに2つのタイプに分岐し、専門的な能力を持ちます。
「略奪Mk.3」には、前述のダウン時回復を持つ「サバイバー」と、シールド破壊時にアドレナリンを自動注射する「慎重」があります。
「戦闘Mk.3」は、リジェネ効果が強化された「アグレッシブ」と、武器の持ち替え速度が上がる「回り込み」に分かれます。
「戦術Mk.3」は、蘇生時に回復霧を出す「回復」と、走りながらシールドリチャージャーを使えるようになる「防御」が存在します。
これらは非常に強力ですが、入手には設計図が必要となるエンドコンテンツ装備です。
まとめ
ARC Raidersのオーグメントは、プレイヤーの生存能力と探索効率を決定する最も重要な装備です。
初心者はまず無料オーグメントをMk.1に交換することから始め、中盤は「戦術Mk.2」や「略奪Mk.2」で生存率と物資回収能力を高めましょう。
そして最終的には、設計図を入手して「略奪Mk.3(サバイバー)」のような強力なエピックオーグメントを目指すのが理想的な進行ルートです。
自分の目的に合ったオーグメントを選び、過酷な地上でのサバイバルを有利に進めてください。
