ARC Raiders(アークレイダース)の世界では、敵からの攻撃をいかに凌ぐかが生存の鍵を握ります。
そのための最も重要な装備が「シールド」です。
シールドには小型、中型、大型の3種類が存在し、それぞれ性能やプレイヤーに与える影響が異なります。
自分のプレイスタイルに合ったシールドを選ばなければ、過酷な戦場で生き残ることは難しいでしょう。
そこで今回は、各シールドの性能差や知っておくべきダメージ軽減の仕様、そして効率的な運用方法までを徹底的に解説します。
ARC Raidersのシールド3種の違いと性能比較まとめ
ARC Raidersには小型、中型、大型の3種類のシールドが存在し、それぞれ防御性能と機動性に大きな違いがあります。
まずはその基本スペックを比較してみましょう。
小型・中型・大型シールドのスペック一覧(軽減率・チャージ量)
各シールドの性能はサイズが大きくなるほど向上します。
以下の表に基本スペックをまとめました。
| シールドの種類 | チャージ量 | ダメージ軽減率 | 重量 | 移動速度ペナルティ |
| 小型 | 40 | 40.0% | 5kg | なし (0%) |
| 中型 | 70 | 42.5% | 7kg | -5% |
| 大型 | 80 | 52.5% | 9kg | -15% |
性能とリスクのトレードオフ
表の通り、大型シールドは最大のチャージ量と軽減率を誇りますが、それと引き換えに移動速度が大幅に低下します。
耐久力を取るか、機動力を取るかの選択が重要になります。
防御力と引き換えになる「移動速度ペナルティ」の違い(0%・-5%・-15%)
防御力が高くなる一方で、重量による移動速度へのペナルティが発生することには注意が必要です。
小型シールドのメリット
小型シールドは重量が5kgと軽く、移動速度へのペナルティは一切ありません(0パーセント)。
大型シールドのリスク
しかし、中型シールド(7kg)を装備すると移動速度が5パーセント減少し、大型シールド(9kg)に至っては15パーセントも減少してしまいます。
この速度低下は敵からの逃走や回避行動に大きく影響するため、防御力とのトレードオフを慎重に考える必要があります。
大型シールド装備に必要な「オーグメント」の条件とは?
シールドは好きなものを自由に装備できるわけではなく、使用している「オーグメント」によって装備可能な種類が制限されます。
| シールド | 装備可能な主なオーグメント |
| 小型 | すべてのオーグメント |
| 中型 | タクティカル MK.1〜3
コンバット MK.1〜3 略奪 MK.2〜3 など |
| 大型 | コンバット MK.2以上
タクティカル MK.3 (防御型) |
注意点:無料ロードアウトでは制限あり
小型シールドはすべてのオーグメントで装備可能ですが、中型や大型を装備するには対応した上位のオーグメントが必要です。
高ランクのシールドを使いたい場合は、まずオーグメントのクラフトや入手を目指しましょう。
知らないと損する!シールドのダメージ軽減仕様と仕組み
シールドは単なる追加の体力ではありません。その独特なダメージ軽減の仕組みを理解していないと、生存率を下げる原因になります。
シールドはダメージを吸収しない?「軽減率」と本体ダメージの関係
このゲームのシールドは、敵の攻撃を完全に肩代わりして吸収するバリアのようなものではありません。
シールドはあくまで、設定された「軽減率」の分だけ、レイダー本体が受けるダメージを減らす装置です。
ダメージは貫通する
例えば50ダメージの攻撃を受けた際、軽減率40パーセントの小型シールドを装備していても、ダメージを無効化できるわけではありません。
軽減された残りのダメージ(この場合は30ダメージ)は直接体力(HP)に入ります。
シールドがあっても本体は傷つくという点を忘れてはいけません。
残りチャージが「1」でもあれば軽減率は適用される?
シールドの残量が減っていても、その防御効果は失われません。
シールドチャージがたとえ「1」しか残っていなくても、攻撃を受けた際にはしっかりと設定された軽減率が適用されます。
常に少しでもチャージしておく
強力な一撃を受ける可能性がある場面では、シールドを完全に割れたままにするのではなく、少しでもチャージを回復させておくことで、本体への致命的なダメージを防ぐことができます。
HP回復とシールド回復、どちらを優先すべきか?
シールドが残っていても本体にダメージが入る仕様上、戦闘中に回復を行う際は優先順位が重要になります。
結論:HP回復が最優先
もし体力が残り少ない状況であれば、シールドチャージを回復するよりも、まずは包帯などで本体のHPを回復することを優先すべきです。
シールドだけを満タンにしても、本体のHPがわずかであれば、次の攻撃の貫通ダメージでダウンしてしまう可能性があるからです。
落下ダメージは軽減対象外という注意点
シールドは敵からの攻撃に対しては有効ですが、高所からの落下ダメージを防ぐことはできません。
シールド耐久値は減らない
どれだけ高性能な大型シールドを装備していても、高いところから飛び降りれば生身と同じようにダメージを受けます。
ただし、落下によってシールド自体の耐久値が減ることはないので、その点は安心してください。
プレイスタイル別!あなたにおすすめのシールドはどれ?
3種類のシールドにはそれぞれ適した運用方法があります。
自分のプレイスタイルや目的に合わせて最適なものを選びましょう。以下の表に推奨スタイルをまとめました。
| シールド | おすすめユーザー・目的 | 理由 |
| 中型 | 初心者・バランス重視 | 防御と機動力のバランスが良く、汎用性が高い。 |
| 小型 | ファーミング(物資回収) | 移動ペナルティ0%。逃走や長距離移動に最適。 |
| 大型 | PvP・対ボス戦 | 最高の軽減率。正面からの撃ち合いに強い。 |
初心者には「中型シールド」がおすすめな理由(汎用性とバランス)
ゲームに慣れていない初心者の方には、まず「中型シールド」の作成と装備をおすすめします。
理由:圧倒的な汎用性
小型シールドよりも防御性能が格段に高く、大型シールドほど移動速度が遅くならないため、探索と戦闘のバランスが非常に優れています。
多くの状況に対応できる汎用性の高さは、不測の事態が多い序盤の攻略において頼れる存在となるでしょう。
まずはこれの装備を目指してオーグメントを整えるのが良い目標になります。
物資回収(ファーミング)特化なら「小型シールド」一択
戦闘を避けて物資の回収(ファーミング)を最優先にするのであれば、「小型シールド」が最適解です。
メリット:最速の移動速度
移動速度のペナルティが一切ないため、マップを素早く移動し、敵に見つかった際も迅速に逃走することができます。
「略奪」系のオーグメントと組み合わせることで、さらに効率的な探索が可能になります。
PvPやボス戦向け「大型シールド」の運用法とスキル「重さへの慣れ」
他のプレイヤーとの戦闘(PvP)や大型ARCとのボス戦に挑む場合は、最高の軽減率を持つ「大型シールド」が推奨されます。
正面からの撃ち合いでは圧倒的な強さを発揮しますが、移動速度が遅くなるのが欠点です。
対策:スキルでの補強
このデメリットは、調整(コンディショニング)スキルツリーにある「重さへの慣れ」というスキルを習得しレベルを上げることで軽減可能です。
明確な戦闘目的を持った上級者向けの装備と言えます。
シールドの効率的な作成・修理とオーグメント活用術
シールドを運用する上で、素材の節約や回復手段の確保も重要な戦略の一部です。
中型シールドは修理するより「リサイクルして作り直し」がお得?
中型(準重量)シールドの耐久値が減った際、修理台で修理するよりも効率的な方法があります。
それは、一度「リサイクル」して素材に戻し、新たに作成し直すことです。
素材の節約になる
中型シールドは修理効率が低く設定されており、リサイクルして得た素材を使って新品を作った方が、結果的に素材を節約できる場合があります。
一方、軽量および重量シールドは修理して使い続けることが推奨されています。
シールドリチャージャーでの回復と自然回復オーグメント(戦術MK.3)
戦闘で減ったシールドは「シールドリチャージャー」というアイテムを使って回復するのが基本です。
しかし、特定のオーグメントを装備することで自動回復が可能になります。
自動回復で継戦能力アップ
例えば「戦術(タクティカル)MK.3」というオーグメントにはシールドを自動でリチャージする効果があり、回復アイテムの節約や戦闘継続能力の向上に大きく貢献します。
ワークショップ(装備ベンチ)でのシールド作成と必要素材
シールドは拠点のワークショップにある「装備ベンチ」で作成できます。
設計図は不要で、ベンチのレベルと素材さえあれば作成可能です。
| シールド | 必要な主な素材 |
| 小型 | ARC合金 ×2、プラスチック部品 ×4 |
| 中型 | ARC回路 ×1、バッテリー ×4 |
| 大型 | 電気ロッド ×1、電圧変換器 ×2 |
目的に応じて必要な素材を集め、装備を整えましょう。
まとめ
ARC Raidersにおけるシールド選びは、防御力だけでなく機動性やオーグメントとの相性も考慮する必要があります。
初心者はバランスの良い中型シールドを目指し、探索重視なら小型、決戦用なら大型と使い分けるのが賢明です。
また、ダメージ軽減の仕様や効率的な運用方法を理解することで、生存率はさらに高まるでしょう。
