【Valheim】崩れない家を作るための建築のコツ&強度システム - はまっちゲームズ

【Valheim】崩れない家を作るための建築のコツ&強度システム

【Valheim】崩れない家を作るための建築のコツ&強度システム Valheim(ヴァルヘイム)

Valheim(ヴァルヘイム)において、敵の襲撃や過酷な環境から身を守るための「拠点づくり」は欠かせません。

しかし、「家がすぐに壊れてしまう」「高い建物を建てられない」と、建築の壁にぶつかるプレイヤーも少なくありません。

この記事は、建築を成功させるための鍵となる「構造強度システム」を徹底的に解説し、初心者の方でもおしゃれで頑丈な、そして崩れない家を建てるためのコツと手順を網羅しています。

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【最重要】Valheim建築が崩れる原因は?構造強度システムの解説

Valheimで建築物が崩壊する原因は、現実世界と同様に「構造的な強度が不足している」ことにあります。

このゲームには、各建築ピースが持つ「最大強度」と、それが地面から離れるにつれて減衰していくという独自の「構造強度システム」が存在します。

プレイヤーが地面や岩などに最初に設置した建材を土台として、そこから建材を繋げていくことで強度が伝達されます。

土台となる建材やオブジェクトが無くなれば、建物は徐々に崩壊してしまうのです。

建築ピースの色でわかる!安定性の確認方法(青・緑・黄・赤)

Valheimでは、ハンマーを持って建材に視点を合わせると、そのピースの残強度(最大強度に対する残り)を色で視覚的に確認できます。

この色の変化が、建物の安定性を判断する最も重要な基準です。

青(Blue)

建材ごとの最大支持力を得られている状態です。

青

これは基本的に地面などの土台に直接接地しているピース、または岩や樹木などの破壊不能オブジェクトに接着されたピースに表示されます。

緑(Green)

強度に余裕があり、安定性がバッチリな状態です。

緑

黄(Yellow)

強度が低下し始め、強度が不足しつつある状態です。

黄

オレンジ(Orange)~赤(Red)

強度が非常に低く、強度不足の状態です。

オレンジ~赤

赤くなった建材にさらに新しい建材をくっつけると、そのピースはすぐに壊れてしまうため、新たな支持の追加(柱や梁など)が必要です。

この色の変化は、地面等に接地したオブジェクトから、まっすぐ最短経路でピースが繋がっているかどうかで大きく変わります。

最短距離で土台に繋がっているピースは、より高い強度を維持しやすいという特性があります。

建物の安定性を高める基本原則とは?(土台と柱の重要性)

高い建物や広い建物を頑丈に建てる方法は、「壊れやすい部分(赤色に近いピース)が地面までの最短距離を縮めること」です。

これは、重さではなく、「地面までの最短パーツ数」を意識することで実現できます。

たとえば、横方向に建材を伸ばして赤色になった場合、その下に新しい柱を立てて地面まで繋げることで、赤色だった部分が黄色や緑色に変化し、さらに建材を伸ばせるようになります。

つまり、建物の安定性を高めるための基本原則は以下の通りです。

  1. 地面との接続を増やす(土台の強化)
    最初の土台となるピースをしっかりと地面に接させ、不安定な部分の真下に柱を設けて地面まで繋げることが最も効果的です。
  2. 支持力の高い素材を適切に使う
    木よりも石、石よりも鉄の建材(木の鉄の棒、梁など)の方が支持力の減衰が少なく、高さを出すのに適しています。
  3. 柱や梁で強度を分散させる
    特に高い建物を建てる場合は、鉄の棒を支柱として通すことで、建物全体の高さの上限を大幅に伸ばすことができます。

丸太建築で三階建てなど高い建物を建てる方法も、この原則に基づいて、丸太の棒や柱を適切に配置して支持力を確保することが重要になります。

最初の骨組みで梁が地面に設置されていないと、以下のように強度が緑色になってしまいます。

梁が地面に設置されていない状態

この状態のまま家を作っていくと、最終的には緑色の梁で支えている屋根などは、崩れてしまう可能性があります。

きれいに整地されていない場合は、梁が地面に接地されていない可能性がありますので、梁を壊さずに、この状態のまま鍬で土を盛ってならすことで、梁が地面に接地され、強度を青色にすることができます。

木材、石材の違いは?素材別の強度を比較

Valheimの主要な建築素材には、木、石、そして鉄があり、それぞれに強度や特性が大きく異なります。

素材 入手の容易さ 耐久度と強度 主な特性と注意点
最も簡単(序盤から入手可) 低い(沼以降の敵に破壊されやすい) 雨に濡れると耐久値が半減(屋根必須)。最も建築バリエーションが多い。木の床の上には焚火を設置できない
容易(鉄入手後、石切り場解放) 木より数倍高い 風雨にさらされても耐久値が減らない。石材自体が屋根として機能する。石材の上に焚火を設置できる。水平方向の支持力減衰が大きい。
困難(鍛冶場、鉄が必要) 最高 最高の支持力限界最低の支持力減衰を持つ。高さのある構造物に必須。現在のところ棒と梁、門のみ。

木材建築物(特に木の壁や床、柱)は雨に濡れると劣化し、耐久値が半分まで減少してしまいます。

この劣化を防ぐためには、早期に屋根を設置することが必須です。

一方、石材や斜めの梁は雨による耐久値の減少がないため、雨の心配がない頑丈な家を作りたい場合は、鉄を入手して石切り場を解放し、石材建築に移行することが推奨されます。

おしゃれで頑丈な家を建てるコツ

崩れないための「骨組み」の考え方と作り方

頑丈な家を作るための骨組みは、「いかに土台からの強度を効率よく、高い位置まで伝えるか」を考えることから始まります。

建築を始める際は、まず「骨組み」をし、その後に「屋根」を取り付け、最後に「外装」を作っていくという手順が最も効率的です。

これは、木材の劣化を防ぐために屋根を早期に設置する必要があるためです。

それでは、外枠のフレーム作りの手順をご紹介します。

ステップ1

骨組みの作り方で重要なのは、床を貼る前に「丸太の棒(木の芯2個消費)」などを使って外枠のフレームを組むことです。

家の場所や大きさが決まりましたら、丸太の棒4mを縦に地面に設置してから、丸太の梁2mを横に2本設置し、また丸太の棒4mを設置するという作業を繰り返します。

丸太の棒4mを地面に設置する

外枠の完成

ステップ2

次に丸太の梁4mを横に設置していきます。

丸太の梁4mを横に設置

ステップ3

木の床を設置して足場を作ります。

木の床を設置する

ステップ4

階数に応じて、ステップ2~3を繰り返してください。

例えば3階建ての家を作るのであれば、あと2回同じ工程を繰り返して上に設置していきます。

3階建ての家の外枠のフレームが完成

土台を地面にしっかり接する

地面に接する土台(丸太の棒など)が浮かないよう、「シフトを押しながらLキー」でスナップポイントを無効化し、しっかりと地面に設置します。

柱と梁で安定化

床や壁を貼る際にも、適宜柱や梁を途中に設置して地面までの最短距離を短く保つことが重要です。

これにより、床を広く伸ばしても強度不足で壊れることを防げます。

屋根を設置する手順

外枠のフレームが完成しましたら、次は屋根を設置していきます。

それでは、屋根作りの手順をご紹介します。

ステップ1

中央に丸太の棒2mを2本設置します。

丸太の棒2mを2本設置

ステップ2

設置した丸太の棒に、木の梁26°を両側に設置します。

木の梁26°を両側に設置

そして両端には、木の梁45°を設置します。

延長の足場として木の床を設置しておくと、取り付けやすいです。

木の梁45°を設置

この屋根の枠を合計4カ所設置します。

さらに中央の丸太につながるように、丸太の梁4mを設置します。

丸太の梁4mを中央の丸太とつなげる

最終的には、4カ所の屋根の枠を丸太の梁4mでつなげます。

ステップ3

屋根の枠に草ぶき屋根26°を設置していきます。

屋根の枠に草ぶき屋根26°を設置

最後に両端は草ぶき屋根45°を設置すれば完成です。

屋根の完成

外装を作る手順

木の床と階段を設置しましたら、今度は外装を作っていきます。

まず一番上の屋根の枠の三角になった部分は、木の壁26°を2つ並べて設置します。

木の壁26°を2つ並べて設置

そして下の隙間に木のハーフウォールをはめ込めば完成です。

中央部分は、木の壁を2枚設置するだけです。

木のハーフウォールと木の壁を設置

次に下の部分の外装は、木の壁以外にも工夫次第でお洒落になります。

梁(ハリ)をアクセントに

通常の木の壁の代わりに「丸太の棒4m」などを外壁に使うと、アクセントとなり、オシャレで立体感のある見た目になります。

梁を外装に使う

特に木の芯が余っている場合は、木の芯を使った丸太の針をアクセントとして使いましょう。

バッテン印の飾りパーツ

屋根の三角部分や壁面に木の屋根交差45°のバッテン印の飾りパーツを付けると、一気にログハウス風の可愛らしい雰囲気を演出できます。

木の屋根交差45°を外装に使う

照明の配置

夜間でも美しく見えるよう、建物内外に松明(たいまつ)を配置しましょう。

これにより、作業効率が上がるだけでなく、外観の魅力も向上します。

Valheimの屋根建築ガイド!種類と崩れない設置方法

わらぶき屋根・木屋根など屋根の種類と特徴一覧

屋根は、木造建築の耐久度を守るため、そして休息バフを得るための「避難場所」を確保するために最も重要な建材です。

屋根の種類 主な素材 特徴
わらぶき屋根 木・わら 序盤から作れる基本的な屋根。もっともコストが低い。
木屋根 わらぶきより見た目が良い。角度のバリエーションも豊富。
石材 風雨にさらされても耐久度が減らない。石材の下にある木材は雨の影響を受けず保護される。
斜めの梁 雨にさらされても耐久値が減らない珍しい木材建材。屋根の一部とみなされる。

多くの屋根建材は、その下にいるプレイヤーや建材を雨から守る「保護効果」を持っています。

木の壁や床は雨に濡れると耐久値が半減するため、木造建築の場合は最優先で屋根を張りましょう。

雨漏りさせない「平らな屋根」の作り方と注意点

Valheimの屋根は、建材の中心座標が屋根の保護範囲内にある場合に雨の影響を受けなくなります。

「平らな屋根」を作りたい場合は、以下の点に注意が必要です。

石材を利用する

木材の平らな床を屋根として使っても、それは屋根として判定されないため、すぐに劣化してしまいます。

石材の床や壁を最上階の床兼屋根として利用すれば、石材自体が保護効果を持つため、雨の影響を受けずに平らな屋根を実現できます。

中心座標に注意

平らな石材屋根の下に木材を設置する場合、木材の中心座標が石材の表面または内部およびその下にあるかをチェックし、雨に濡れるピースがないか確認しましょう。

屋根が崩れる主な原因と具体的な対策とは?

屋根が崩れる主な原因は、屋根のピースが地面から遠く離れすぎて強度がゼロになったことです。

特に、屋根の先端(一番高い部分や横に長く伸びた部分)は支持力が最も減衰しやすい部分です。

屋根の先端が赤色になって崩れてしまう場合は、その屋根ピースを支えるように下に柱や梁(特に鉄の梁)を設置し、地面までの最短距離を短くすることで支持力を回復させましょう。

Valheim建築に関するよくある質問(Q&A)

建築物の高さに限界はありますか?

はい、Valheimの建築物には高さの限界があります。

これは、建築ピースが持つ支持力が、地面から離れるにつれて減衰していく構造強度システムによるものです。

初期の木材建材だけを使用した場合、建築できる高さは約6〜7ピース分が限界とされています。

この高さの限界を突破し、非常に高い建物を建てるには、支持力の減衰が最も少ない「鉄の建材(木の鉄の棒、梁)」を柱として利用することが必須です。

鉄の棒を建物の支柱として地面から最上部まで通すことで、建築できる高さの上限を大幅に伸ばすことができます。

建築物を簡単に解体・撤去する方法は?

建築物を解体・撤去する最も簡単な方法は、ハンマーの「破壊モード」を使用することです。

  1. ハンマーを持つ
    ハンマーを装備します。
  2. 作業台の範囲内に入る
    解体したい建材の近くにある作業台の有効範囲内に入ります。
  3. 中クリックで破壊
    ハンマーを持った状態で、解体したい建材に視点を合わせ、マウスの中央クリック(初期設定ではマウス3ボタン)を押すことで、そのピースを一瞬で破壊できます。

このハンマーによる一発破壊では、使用した素材がすべてプレイヤーの手元に戻ってくるため、建築物の移動や設計変更の際に非常に便利です。

ただし、焚き火の燃料(木、樹脂など)は戻ってこない点に注意してください。

まとめ

Valheimの建築における最重要要素である「構造強度システム」の仕組みから、崩れない頑丈な家を建てるための具体的なコツまでを詳しく解説しました。

  • 構造強度は「色」で確認し、赤色になったピースは地面までの最短距離を縮めることで支持力を回復させましょう。
  • 頑丈な家を作るには、まず「骨組み」をしっかりと組み、雨による劣化を防ぐために「屋根」を早期に設置することが重要です。
  • 高さを出したい場合は、鉄の建材を積極的に使用し、建物の高さを限界突破させましょう。

Valheimの建築は、単なる避難場所づくりではなく、創造性を発揮できる奥深い要素です。

この記事で得た知識を活かし、あなただけの頑丈でおしゃれなヴァイキングの拠点を築き上げてください。

Valheim(ヴァルヘイム)の攻略情報ガイド