戦国ダイナスティ(Sengoku Dynasty)で、村の自給自足と発展に不可欠なのが農業です。
そこで今回は、農業でできること、種袋の入手方法、育てられる植物、そして不要になった畑の解体方法まで、分かりやすく網羅的に解説します。
農業でできることは?
戦国ダイナスティにおける農業とは、畑や水田を建築し、種を蒔き、作物を育てることで、村の生活を根底から支える様々な活動が可能になります。
農業を始めることでできることの最も大きなメリットは、食料の安定的な自給自足です。
狩猟や採集だけに頼る生活から脱却し、計画的に食料を生産できます。
収穫した作物は、料理の材料として活用することで、より質の高い食事を村人に提供できるようになります。
質の高い食事は村人の要求を満たし、村全体の幸福度を維持する上で非常に重要です。
自分で畑で作物を栽培する流れ
畑や水田の広さについては、4×5(20)または5×5(25)くらいの広さがおすすめです。
広げすぎてしまうと、作物を栽培できず、その分の土地が無駄になってしまうからです。
畑で作物を栽培する手順は以下の通りです。
ステップ1
まず畑で栽培するために、必要な道具は以下の通りです。
必要な道具
鍬、栽培したい作物の種袋
収穫までの時間が早まる道具
水桶、肥料入れ
※肥料入れは、堆肥処理場を建設することで腐食物から作れますが、村の商人からも購入できます。
※水桶は、木工作業台の【農業】→【水桶】から作れます。
ステップ2
鍬で畑を耕します。
ステップ3
栽培したい作物の種袋を装備して種を植えます。
ステップ4
必須ではありませんが、堆肥と水を与えると、収穫できるまでの時間が短縮できます。
畑20くらいの広さであれば、水桶は約5回分(広さ100相当)、肥料入れは約3回(広さ100相当)使うことができました。
ステップ5
必須ではありませんが、畑に草が生えてきますので除草をします。除草をすることで藁が入手できます。
ステップ6
作物が成長するのを待ってゲージが完全に貯まれば、手または鎌を使って収穫できます。
ちなみに手で収穫するよりも、鎌で作物を収穫する方が早く、刈る時の音が気持ちがいいです。
水田についても流れは同じです。水田では水を与える必要はありません。
村人に栽培させるのがおすすめ
作物の栽培に関しては、自分でやるとなると結構手間が掛かりますので、村人に自動で栽培させるのがおすすめです。
村人に栽培させる場合に必要な道具は、植える種袋のみとなっています。
畑や水田で栽培できる植物(一覧)
畑と水田という2つの異なる場所で、多種多様な植物を栽培することができます。
どちらで何を育てるか、またどの季節に植えるかは決まっており、計画的な農業運営が求められます。
畑で栽培できる植物一覧
まず、畑で栽培できる主な植物とその種まき時期は以下の通りです。
作物名 | 種まきの時期 |
---|---|
三つ葉 | 春、夏 |
粟、ゴボウ | 春、夏、秋 |
小麦、カブ | 春、秋 |
ニンニク、ミョウガ | 夏、秋 |
ネギ、大豆、茶葉 | 春 |
菜種 | 夏 |
これらの作物の中には、収穫時に草などの副産物が手に入るものもあり、村の資源を増やす助けとなります。
水田で栽培できる植物一覧
次に、水田で栽培できる植物はこちらです。
作物名 | 種まきの時期 |
米 | 春、夏、秋 |
ワサビ、サトイモ | 春、夏 |
レンコン | 夏 |
水田で育つ米は食事だけでなく酒造りにも不可欠な作物で、収穫時には麹や草が手に入ることもあります。
また、ワサビやサトイモ、レンコンといった日本らしい作物は、料理の幅を大きく広げてくれるでしょう。
それぞれの作物がどの季節に適しているかを理解し、村の需要に合わせて栽培計画を立てることが重要です。
農業用の種袋の入手方法
農業を始めるための必須アイテムである種袋を入手するには、主に2つの方法が存在します。
商人から購入する
1つは商人から購入する方法です。
例えば、荒谷村などにいる商人から直接買うことができます。
しかし、この方法は比較的高価なため、ゲーム序盤では経済的な負担が大きくなる可能性があります。
仕立て小屋で自分で作成する
もう一つの方法は、自分で作成することです。
長期的にはこちらの方が圧倒的に効率的です。
種袋を自分で作成するためには、まず村に「仕立て屋」を建設する必要があります。
また各種袋はロックされているため、商人から作物を購入するか、自生している作物を入手すれば、アンロックされます。
各村(岩崎村や荒谷村など)の郊外に畑が設置されている場合があり、季節に応じた作物が栽培されていることがあります。
商人が販売されていない場合は、各村にある畑や水田で栽培されていないか調べてみましょう。
そして仕立て屋にある仕立て台で、毛皮(4)と作物ごとに定められた個数が揃えば、種袋が作れます。
例えば、米の種袋を作るには米が25個必要ですが、ニンニクの場合は5個で作成できるなど、作物によって要求される数が異なります。
一度種袋を作ってしまえば、なくなるまで何度も使用できるため、農業を継続していく上で非常に経済的です。
水田の種袋一覧
作物名 | 種袋に必要な素材 |
蓮の種袋 | 毛皮(4)、蓮の種(25) |
種籾の袋 | 毛皮(4)、お米(25) |
サトイモの種袋 | 毛皮(4)、サトイモ(10) |
わさびの種袋 | 毛皮(4)、わさび(15) |
畑の種袋一覧
作物名 | 種袋に必要な素材 |
亜麻の種袋 | 毛皮(4)、亜麻繊維(15) |
ニンニク | 毛皮(4)、ニンニク(5) |
ミョウガ | 毛皮(4)、ミョウガ(5) |
ゴボウ | 毛皮(4)、ゴボウ(25) |
麻 | 毛皮(4)、麻繊維(5) |
ネギ | 毛皮(4)、ネギ(5) |
粟 | 毛皮(4)、粟(25) |
三つ葉 | 毛皮(4)、三つ葉(10) |
菜種 | 毛皮(4)、菜種(25) |
大豆 | 毛皮(4)、大豆(25) |
茶 | 毛皮(4)、茶葉(25) |
カブ | 毛皮(4)、カブ(5) |
植林することも可能
鍬を装備させて、右クリック(コントローラーだとRT)を押せば、クラフトメニューが表示されますので、そこから植物、茂み、木、花から植えることができます。
例えば、木であれば、さくら(果樹)や上質な木を枝(8~10)で植えられます。
ただし木は苗木を植えますので、成長するまでにかなりの時間が掛かります。
畑の解体のやり方
村のレイアウトを変更したい、あるいはもっと大きな畑を作り直したいといった理由で、設置した畑や水田を解体したくなることがあるでしょう。
畑を解体するには、木槌を使うことで解体できます。
この木槌を装備して対象の畑や水田に向かって使用することで、撤去することができます。
解体できない場合の対処法
木槌を使ってもなぜか解体できない場合があります。
その最も一般的な理由は、解体しようとしている畑や水田に、村人が作業担当者として割り当てられているケースです。
システム上、労働者が設定されている施設は保護されており、解体することができません。
この問題を解決するためには、まずゲームメニューの仕事管理タブを開き、解体したい畑や水田に割り当てられている労働者と生産レシピをすべて外して、何もない状態にする必要があります。
その後であれば、木槌を使って問題なく解体できるはずです。
まとめ
戦国ダイナスティにおいて農業は、単なる食料生産にとどまらず、料理や酒造り、村の経済を豊かにするための重要な基盤となります。
種袋の入手は、商人から購入するか、仕立て小屋で毛皮と植物を使って自作することで可能です。
長期的な視点に立てば、自作できる体制を整えることが村の持続的な発展に繋がります。
また、畑や水田では季節ごとに多種多様な作物を育てることができ、不要になった際は担当者を外してから木槌で解体します。
これらの知識を活用し、計画的な農業を行うことで、あなたの村はより一層活気に満ち、繁栄していくことでしょう。